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そう、幸せは目の前にあります

ユーコンに本格的な冬が訪れました。-42度。1分も外にでると肺に痛みを感じます。顔の皮膚が凍ってしまうようです。そんな日にみる外の風景といえば、いつもとは違います。霧が発生し、ダイヤモンドダストの輝き。太陽の周りを虹のように囲むサンドック。
どこか幻想の世界に入り込んでしまったようにさえ感じるのです。

山に差し込むオレンジの夕焼けに、ため息をつきます。厳しい大自然からの贈り物なのでしょうか?

週末は車が寒さで動かなくなり、ずっと家ですごしました。まだまだつたない編み物をのんびりしながら、そとの景色と静寂を楽しみます。それにおいしいコーヒー。

久しぶりに穏やかで平穏な時をすごしています。知人からのいろいろな出来事を聞きました。びっくりすること、うれしいこと、悲しいこと。人それぞれ違ったドラマをもっています。そして、今の自分は??うん、そう悪くない。冬のせいもありますが、以前よりも”静”の時間を楽しんでいます。

そういうゆっくりした時間を持った時、ささいなことがハッピーに感じます。

例えば、子供達から、何気なくハグをもらったとき。お店で目のあった見知らぬ人ににこっとされた時。おいしいコーヒーをすすりながら、お気に入りの音楽を聞いている時。外に出た時に吸い込む外気の新鮮さを感じた時。森の散歩で動物の足跡を見つけた時。満天の星空を眺めた時。私の友人にいいことがあったとき。新しい姪を持ったこと。

そう、幸せは、そう、幸せは目の前にあります_d0015936_16301868.jpg私のすぐ目の前にあります。
# by caribou_stew | 2006-11-29 16:32 | HAPPY!

Mt Decoli にて

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# by caribou_stew | 2006-10-06 14:02 | フォト!Photo!ふぉと!

Natasha Nettleton

彼女とあったのは約1年前。友人を介してしりあいました。くったくのない明るさ、無邪気な性格、そして人の話を親身に聞く態度。何よりも彼女は以前、2年間日本で英語の先生をしていました。日本と日本語に今でも興味があるせいか、彼女と話しだすと、まわりの人がいるにもかかわらず、まるで私とNatasha2人だけの世界にはいってしまい、いつも後で周りの人たちに少し悪いなあと思うくらいです。

それくらい、彼女は日本のことを良く理解していて、そしてここで時々どれだけ私が孤独に感じるのか、おそらく一番そのことを理解してくれる人だと思います。彼女も日本できっと似た体験をしたからに違いありません。

日本にいるときに、Godが私に言ったの。歌を歌うべきだって。彼女の美しい声。美しいピアノの音色は友人であることを抜きにしても、すばらしいものです。そんな彼女が先日デビューコンサートを開きました。長い道のり。CD作り。プロモーションなど沢山の時間を費やしていました。

先日コンサート会場に私の世話をしている子供達をつれてでかけました。子供達はコンサートは始めての体験です。夜10時をすぎてしまったため、途中で帰らざるをえませんでしたが、子供達も彼女の歌を気に入ったようです。”リカ、きっと彼女は有名になるよ” ”きれいな声だね”
子供達に彼女のCDをコピーしてプレゼントしました。

Natashaは大きな会場でも緊張をみせずに、人を笑わせる余裕さえあります。弟にささげた歌は格別に美しい歌でした。思わず涙がでるほどです。

1曲は歌の中に日本語を含んだものもありました。

地元の新聞でも彼女のデビューを大きくとりあげてます。

彼女はいいます。いつでも本当の事を歌って行きたい。エンターテイメントばかりに偏ってる音楽業界をあざ笑うかのようなコメントも見受けられます。

彼女の歌は純粋で、実直でシンプルで私の胸に響きます。

彼女のHP良かったら訪れてみてください。

http://www.natashanettleton.com/index.html
# by caribou_stew | 2006-10-03 11:48 | 聴く、奏でる

夏! Hiking、Growing Plants

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# by caribou_stew | 2006-09-21 01:49 | フォト!Photo!ふぉと!

アドバイス

明日から3泊4日でおよそ55KMのチルクットトレイルにハイキングにでかけます。家族の息子さんのガールフレンドCと昨日、電話でその話をしました。

”リカ、楽しんできてね。そうそう、熊と、もしばったりであっちゃったら....” 
知人を熊のアクシデントでなくした私にとって、熊は私にとってきがかりでした。前よりも熊を恐れている自分がいました。

今回の場所は熊が沢山います。熊スプレーが必要か、熊鈴か必要か、熊から防衛できる方法はそれくらいしかありません。少しナーバスになっていた私にCは話し始めました。

”熊にばったりであっちゃったら、熊にによいエネルギーを送って。心の中でいうの、私は危険じゃありませんって。彼らをリスペクトして、そうすれば、きっと彼らは理解するのよ”

一瞬時がとまりました。人はだいたいスプレーの話や、実際熊にであったらどういう行動をとるのか、そういうところに気をつけたがりますが、彼女は違いました。素晴らしい彼女からの、熊にたいするアドバイスに私は、ほとんど泣きそうでした。同時に、今は熊のアクシデントに対する不安が少しだけ、軽いものになっています。

いよいよ明日から、重い荷物を背負ってのハイキング。少し、楽しみにしていると同時に、いつもとは違う緊張感がうずまいています。
# by caribou_stew | 2006-08-05 00:55 | 近況